柴田あやな×サポステ 働きたい若者をサポートする厚生労働省の支援機関「サポステ」をレポート! 柴田あやな×サポステ 働きたい若者をサポートする厚生労働省の支援機関「サポステ」をレポート!

働くことに一歩踏み出せない若者を様々なサポートを通じて就労へと導く
支援機関「地域若者サポートステーション」(通称:サポステ)を、
TVや雑誌などで活躍中のモデル・柴田あやなさんがレポートします!
「サポステってどんなところ?」「どんなサポートをしてくれるの?」などなど
みなさんが気になるアレコレを実際に訪問して聞いてきました!

柴田 あやな

インスタグラムに舞い降りた天使として注目され、150のサロンのモデルを務めた。日本一のサロンモデルを決める大会「サロンモデルアワードジャパン」でグランプリを獲得。

柴田あやな×サポステ体験

絶対、気軽に相談できちゃいます!

 私がおジャマしたのは、東京・福生市にある「多摩若者サポートステーション」です。まず案内していただいたのは、地下1階にある「YSCグローバルスクール」。ここはサポステと連携している日本語教室で、利用者の方が体験実習の一環として、子どもたちに日本語を教えたりすることもあるそうです。
 2Fのセミナールームでは、コミュニケーション講座、ビジネスマナー講座、履歴書の書き方講座など、働くために必要な様々なセミナーが行われています。その中のひとつ、コミュニケーション講座を体験したのですが… 参加してビックリ! まるでゲームのような楽しい授業でした。最初に自分に何かの役を与えられるんです。そして自分以外の人にひとつずつ質問をして、その答えから自分が何なのかを想像して当てるんです(ちなみに私は「りんご」でしたw)。質問をする側は、どういう質問で相手からヒントを引き出すか。答える側は、どういうヒントを出して相手を正解に導くか。みんなで一緒に考えることが、コミュニケーションではとても大切なことなんですって。お部屋も明るいし、職員のみなさんもとってもフランクだし。うん、こんな楽しい場所だったら、気軽に相談できそう!

柴田あやな×サポステ体験

利用者の方が相談しやすい雰囲気で!

  • 柴田さん:

    サポステってどんなところなんですか?

  • 笹井さん:

    サポステは「働きたい」と思っている若者や、働くことについて様々な悩みを抱えているみなさんをサポートする場所です。厚生労働省から委託を受けた全国の若者支援の実績・ノウハウのあるNPO法人などが運営しており、15歳〜39歳までの方が利用されています。現在、全国で175ヶ所もあるんです。

  • 柴田さん:

    そんなにあるんですか! どんな相談が多いんですか?

  • 笹井さん:

    相談内容は一人一人違いますが、いちばん多いのは「相談する相手がいない」ということですね。自分のことって、ご家族やお友達にはなかなか相談しづらいですし、そもそも何をどう相談したらいいのかわからないという方もいらっしゃいます。

  • 柴田さん:

    その気持ち、ちょっとわかります!

  • 笹井さん:

    ですから、私たちはまずじっくりとお話を聞くことから始めています。どんなことに困っているのかをしっかり聞いて、そして、その解決策を、その人と一緒に考えていきたい。本来悩まなくてもいいことでも、誰かに話してみないとストレスも溜まってしまいますからね。

  • 柴田さん:

    お話が苦手という方もいらっしゃると思うのですが…

  • 笹井さん:

    もちろんそうです。お互い知らない者同士で何者か分からない中で始まるためまずはお互いを知ることが大切だと考えています。そのため、就労と関係の無い雑談をすることが多いですね。徐々にお互いの中で緊張も解け話しやすい雰囲気が構築されて行き、同じ方向に向かって一緒に進んでいけるんだと思います。

  • 柴田さん:

    そこまで利用者の方のことを考えていらっしゃるんですね。

みんなで一緒に考えることが大事!

  • 笹井さん:

    先ほどセミナーを体験してもらいましたけど、いかがでしたか?

  • 柴田さん:

    ゲームみたいでとても楽しかったです。

  • 笹井さん:

    最初はサポステに慣れてもらうような楽しいセミナーから始めて、徐々に就職に関するセミナーへと進んでいきます。基本的なプログラムは決まっていますが、利用者の方のニーズに応じたオリジナルのセミナーなども行なっています。コミュニケーションが苦手な方が多いので、なるべくみんなで一緒に考えるワークスタイル形式の授業を増やしているんです。もちろん、参加は自由で強制参加などはないので安心してください。個別相談だけでも全く問題はないです。

  • 柴田さん:

    ひとりで抱え込まないことが大事なんですね?

  • 笹井さん:

    はい。悩みがあっても、家に一人でいると、どうしても自分の中で完結してしまうんです。でもここに来て、誰かと話をすることで「ああ、そういう考えもあったんだ」と思えると考え方の幅が広がりますね。

  • 柴田さん:

    考え方の幅が広がるということは選択肢も増えるということですね。

  • 笹井さん:

    その通りです。自分で考える習慣をどんどん身につけて、自分の進む道を自分自身で決められるようになったらいいですね。自分に合った使い方でサポステを自由に活用してほしいと思います。そして最終的には、悩みを持った人がいなくなって、サポステという組織自体がなくなることが理想です。

  • 柴田さん:

    利用しないともったいないですね。

  • 笹井さん:

    はじめはいろいろ考えてしまうと思いますが、働く前の準備運動だと思って足を運んでみてください。

サポステを利用している方にも
お話をうかがいました!

  • 友達が増えたことがよかったです。季節ごとにイベントもあるんですよ!

  • みんなと話せるのが楽しい!コミュニケーション能力がグンと上がります!

  • 職員さんに相談したことで、やってみたい仕事のイメージが膨らみました!

  • 自分の力だけでは限界があるので、サポステの力を借りることは手だと思います!

体験・対談を終えて

 お仕事に就けなくて悩んでいる方ってたくさんいらっしゃると思いますが、こういうところに来ることに抵抗がある方もいらっしゃると思うんです。私も「すごく行きづらい場所なんだろうな」と思っていたんですが、実際に来てみると、職員のみなさんはすごくフランクだし、お部屋も明るい。家で一人で悩んでるぐらいなら、絶対に来るべきだし、まず話してみるべきだと思いました。同じ悩みを持った人と仲良くなって「あ、自分だけじゃないんだ」って気づくのってとても大切だと思うんです。悩んでいる時は、できるだけたくさんの人を頼って、前向きになることがいちばんの近道。ぜひサポステに足を運んでみてください!!

柴田 あやな

インスタグラムに舞い降りた天使として注目され、150のサロンのモデルを務めた。日本一のサロンモデルを決める大会「サロンモデルアワードジャパン」でグランプリを獲得。現在は雑誌【ar】でのレギュラーモデル、フジテレビ系めざましテレビのコーナー【イマドキ】でイマドキガールとしてレギュラーで出演中。その他多数のメディア、TV番組でも活躍中